2月は大雪が降ったことが理由のひとつかもしれませんが、急性腰痛(いわゆるぎっくり腰)になった方が普段の月よりも多くいらっしゃいました。
今まで何回ぎっくり腰の方をなおしてきたか、正確に数えたことはありませんが、どのくらいでしょう。。。
長くこの仕事をしていますと、どのくらい通えば良くなるかが経験的にわかってきますが、以下のことが判断の元になります。
□1 過去に何度ぎっくり腰をしているか
□2 痛みの程度
□3 じわじわ痛くなったか、急激に強い痛みが出たか
1 ぎっくり腰はたいてい腰の同じ箇所を痛めるので、回数を重ねると、当然症状も重くなってきます。
一度ぎっくり腰を経験したら、痛みがなくなったからなおった!と考えるのは早計です。 骨格が曲がったまま痛みがなくなっている可能性が高く、再発の可能性が高まります。
2 痛みの程度は、もちろん軽いほうがなおしやすいですが、激痛の場合でもぎっくり腰の経験がないか、または少ないと、驚くくらいの速さで改善します。
3 痛みの出方は、じわじわの場合は炎症が起きてじわじわと痛みが強くなっているので、注意が必要です。 すぐ楽になることもありますが、炎症が治まるまで初動に痛みが出ると思います。
急に動けなくなったときにはなおり方に二通りあって、まずは炎症の反応(腫れ、発赤)がどうかが重要になります。炎症がない場合、自力で歩くことができるならカイロの効果が良く出ます。
ただし、歩けない場合は自宅で安静にしていることをお勧めします。